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J-GLOBAL ID：201402247888182613   整理番号：14A0716540

熱エネルギー貯蔵への相転移材料

Phase change materials for thermal energy storage

著者 (2件)： PIELICHOWSKA Kinga (AGH Univ. of Sci. and Technol., Fac. of Materials Sci. and Ceramics, Dep. of Biomaterials, Al. Mickiewicza 30 ...) ,  PIELICHOWSKI Krzysztof (Cracow Univ. of Technol., Dep. of Chemistry and Technol. of Polymers, ul. Warszawska 24, 31-155 Krakow, POL)
資料名： Progress in Materials Science  (Progress in Materials Science)
巻： 65  ページ： 67-123  発行年： 2014年08月 
JST資料番号： E0638A  ISSN： 0079-6425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 顕熱や潜熱といった熱エネルギーの貯蔵のために用いられる相変換材料(PCMs)は,廃熱や太陽エネルギーの効率的な使用及び保全に相当な寄与となる現代の材料において重要な位置を占めている。潜熱の貯蔵は,顕熱蓄熱方式に比べ,保存及びリリースする熱間での温度差がより小さくても非常に大きなエネルギー密度を供給できる。様々な材料グループが,無機系(塩とハイドレート),パラフィンのような有機化合物か脂肪酸および例えばポリ(エチレングリコール)のような高分子材料を含むPCMsの技術的な発展において調査されてきた。歴史上,材料の構造とエネルギー貯蔵特性間の関係は材料の与えるエネルギー貯蔵特性に支配される蓄熱/放熱機構についての理解につながるとして研究されてきた。本論文では,熱エネルギー貯蔵用のPCMs技術の現状をまとめ,高性能かつ安全性を具備した新期PCMs開発の最近の注力傾向に対する考察について提供する。特定の注意は,熱伝導率,カプセル法および形状安定化法の改良に主な注意を向けた。加えて,特性及び性能の難燃剤について考察した。構造,電気,バイオ医学,織物および自動車産業でのPCM実用の広い範囲を示し,かつ将来研究方向性を示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *技術展望 ,  *材料 ,  *エネルギー貯蔵 ,  *蓄熱材 ,  *顕熱 ,  *潜熱 ,  *蓄熱 ,  熱伝導率 ,  カプセル封じ ,  耐久性 ,  複合材料
準シソーラス用語： *相転移材料 ,  長期安定性 ,  難燃化 ,  構造安定性

分類 (1件)： エネルギー貯蔵  (LC02000F)

タイトルに関連する用語 (2件)： 熱エネルギー貯蔵 ,  相転移材料