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J-GLOBAL ID:201402248073582303   整理番号:14A1482027

北イタリアの河川からの欧州ナマズ(Silurus glanis)中の水銀とセレン:モル比は最上位捕食者の水銀毒性の予測因子にできるか

Mercury and selenium in European catfish (Silurus glanis) from Northern Italian Rivers: Can molar ratio be a predictive factor for mercury toxicity in a top predator?
著者 (5件):
資料名:
巻: 119  ページ: 24-30  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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魚の水銀とセレンの生体内蓄積の研究は,淡水環境の汚染の程度とこれら2つの元素の拮抗的相互作用を考慮した場合,人間にもたらす可能性のある健康リスクを評価するために極めて重要である。水銀レベル,人間の消費パターンと敏感な人々(例えば,妊婦,胎児,幼児と未知の遺伝因子)が含まれるいくつかの因子が,魚消費からの水銀摂取のリスクに影響している。水銀毒性に対するセレンの保護効果は,近年,特に魚消費者を対象として広範囲に公表されてきた。本研究では,水銀(Hg)とセレン(Se)濃度を,北イタリアの河川で収集した欧州ナマズ(Silurus glanis)の筋肉で定量した。HgとSeレベルの違いを,サイズ,性別と採取場所に関して調べた。Hgは,体長,性別と場所とに強い関係があったが,一方,Seレベルは,魚のサイズ又は場所に依存しなかった。平均Se/Hgモル比は,場所に強く影響され,体長と年齢とに有意な関係があった。Seは,すべての場所でHgのモル過剰になり,平均Se/Hgモル比の順番は,パルマ川(2.55)>ポー川(1.71)>タナロ川(1.66)>ボルミダ川(1.36)であった。しかし,分析試料の37%でHgは,1881/2006/ECと629/2008/ECで設定した最大レベルを越えていた。Se/Hgのモル比は,著しく高いHgレベル(>0.5mg/kg)でのみが<1であったので,平均モル比を,最上位捕食魚の安全基準として考えることはできない。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水銀とその化合物  ,  動物に対する影響 

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