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J-GLOBAL ID：201402248095447574   整理番号：14A1062796

地球温暖化予測情報を用いた将来気象データの開発 気候変動に適応可能な建築・設備の計画支援を目的とする将来気象データに関する研究

DEVELOPMENT OF FUTURE WEATHER DATA USING GLOBAL WARMING PROJECTION Research on future weather data for designing building and equipment which are adaptable to climate change

著者 (1件)： 曽我和弘 (鹿児島大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 703  ページ： 803-812  発行年： 2014年09月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 気象庁の気候変動シナリオの地球温暖化予測情報第6巻を用いて開発した,建築の環境シミュレーションに利用できる時別の将来気象データを作成する方法を紹介する。また,その手法に基づいて日本全域の833地点を対象に時別の将来気象データを作成し,オフィスビルの空調熱負荷計算に応用した。その結果,この手法は,計算負荷が小さく多地点の時別将来気象データを少ない計算資源で作成することを可能にすることを示した。また,その時別将来気象データを応用して空調熱負荷の将来変化を計算できることを示すと共に,将来の気候変動はオフィスビルの冷房負荷の増加と暖房負荷の減少に影響を及ぼし,その程度は地域によって異なる可能性を示した。

シソーラス用語： 建築物 ,  建築設備 ,  設備計画 ,  *長期予測 ,  *気象データ ,  行政機関 ,  気候変動 ,  *地球温暖化 ,  *建築環境 ,  シミュレーション ,  天気予報 ,  日射量 ,  放射量 ,  湿度 ,  降雨量 ,  風速 ,  *年変化 ,  平均気温 ,  気候モデル ,  統計的方法 ,  事務所建築 ,  *冷暖房負荷
準シソーラス用語： 気象庁 ,  GWP6 ,  地域気候モデル

分類 (2件)： 天気予報  (DC05020O) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (29件)：

• IPCC:IPCC 第4次評価報告書第1作業部会報告書,2007
• 文部科学省,気象庁,環境省:気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート 日本の気候変動とその影響,2013
• CIBSE : Weather data with climate change scenarios - CIBSE TM34, 2004
• SE Belcher, JN Hacker, DS Powell : Constructing design weather data for future climates, BSERT 26, 1, pp. 49-61, 2005
• CIBSE : Climate change and the indoor environment: impacts and adaptation - CIBSE TM36, 2005

タイトルに関連する用語 (11件)： 地球温暖化 ,  予測 ,  気象データ ,  開発 ,  気候変動 ,  適応 ,  建築 ,  設備 ,  計画 ,  支援 ,  研究