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J-GLOBAL ID:201402248221802520   整理番号:14A0355408

マダガスカルにおいてキツネザル(Eulemur属)の系統地理学的解析は局所的固有性の進化に対する河川集水域の役割の重要性を示す

Phylogeographic analysis of the true lemurs (genus Eulemur) underlines the role of river catchments for the evolution of micro-endemism in Madagascar
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資料名:
巻: 10  号: Nov  ページ: 10:70 (WEB ONLY)  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: U7029A  ISSN: 1742-9994  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【序文】著しい種多様性および局所的固有性に起因して,マダガスカルは生物地理学モデル地域として役に立つことが,最近提起された。しかしながら,島の局所的固有系統の進化に対して提案された種々の多様化機構の仮説に基づく試験は,依然として限られている。ここで著者らは,合祖理論に基づく系統地理学的解析を用いて,広く分布するEulemur属(キツネザル属)に関する新しいデータと,いくつかの多様化仮説の適合を試験する。【結果】時間較正系統樹解析および個体群遺伝クラスタ化は,Eulemurs間の以前の多分裂種関係を解いた。Eulemursの最新の共通祖先は,約445万年前(mya)に生きていたと推定された。さらに,発散データ評価は,更新世(0.33~1.43mya)中の「褐色キツネザル属複合群」(E.fulvusの昔の亜種)間の非常に最近の多様化を示唆した。過去の生物移動速度の系統地理学的モデル比較は,redfronted lemur(E. rufifrons)の隣接河川集水域の系統間,ならびに東部個体群と西部個体群の間の著しい遺伝子流動レベルを示した。【結論】著者らの結果は,固有性仮説(Wilmeら,2006,Science312:1063-1065)の核心と一致し,マダガスカルの局所的固有性生物相の進化に対する河川集水域の重要性を明らかにし,それは合祖理論に基づく系統地理学的方法を用いる多様化機構の試験の有用性を強調する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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進化論一般  ,  個生態学 

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