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J-GLOBAL ID:201402248420582807   整理番号:14A1482166

静水中のヒドリドホウ酸塩還元によって合成したナノスケールゼロ価鉄(nZVI)の変換と組成進化

Transformation and composition evolution of nanoscale zero valent iron (nZVI) synthesized by borohydride reduction in static water
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巻: 119  ページ: 1068-1074  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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標的汚染物質とのナノスケールゼロ価鉄(nZVI)の反応性は,初期nZVI組成と水系中のエージングプロセスで形成された酸化鉄によって影響を受ける。本報では,90日間以上静水中でヒドリドホウ酸塩還元を用いて作成したnZVIのエージングプロセスを調べた。X線回折(XRD),X線光電子分光法(XPS)とRaman分光法を用いて,nZVIの腐食生成物を特性化した。結果は,腐食生成物の構造と組成の両方が,エージングプロセスと共に変化した。静水媒体中で5日間エージングしたnZVIの生成物は,鱗鉄鉱(γ-FeOOH)を伴う主に磁鉄鉱(Fe3O4)と磁赤鉄鉱(γ-Fe2O3)であった。10日間エージングした生成物では,XRDデータが水酸化鉱物と鱗鉄鉱の生成を示した。90日までエージングの場合,生成物は主にγ-FeOOHで,少量のFe3O4とγ-Fe2O3が混合していた。透過型電子顕微鏡(TEM)画像は,コアシェル構造が,水媒体中の30日間のエージング後に空洞球状を形成することを示した。この結果は,Fe(0)コア中の鉄イオンがシェルの外側方向に拡散し,空洞化酸化鉄シェルを出現することを示した。次に,酸化鉄シェルは崩壊し,フレーク状の針状形態構造になった。第二鉄酸化鉱物のタイプと結晶相は,様々なエージング時間で大きく異なっていた。本研究は,様々な自然条件での特定酸化鉄の発生のパターンの説明に役立った。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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重金属とその化合物一般 
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