文献
J-GLOBAL ID:201402248843802978   整理番号:14A0109925

櫛形状の弱塩基性樹脂(MKF-D30X)によるコハク酸の静的吸着

Static Adsorption of Succinic Acid with Comb Weakly Basic Resin (MKF-D30X)
著者 (6件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 743-748  発行年: 2013年 
JST資料番号: C2115A  ISSN: 1003-9015  CODEN: GHGXEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
この研究の目的は,高い吸着能力,高い自由度及びジエチルアミン官能基を有する新しい櫛形状弱塩基性アニオン樹脂であるMKF-D30X樹脂によるコハク酸の吸着を研究することであった。櫛状のグラフト重合体を合成し次いでアミノ化するために,単量体としてグリシジルメタクリラート(GMA)及び開始剤としてクロロアセチルポリ(スチレン-ジビニルベンゼン)(PS-acyl-Cl)を用いて,MKF-D30X樹脂を合成した。pH値,コハク酸の濃度,吸着時間及び温度などの種々の実験パラメータの影響を,静的吸着実験によって研究した。実験の結果,コハク酸の吸着量はコハク酸の濃度及び吸着時間が増加し,pH値及び温度が低下すると増加することが判明した。得られた結果はLangmuirモデルと一致した。コハク酸の吸着は130minで平衡に達し,水溶液からのコハク酸の吸着速度論を擬二次式によって記述することができた。粒子内拡散が律速段階であることが判明した。コハク酸の濃度が20g/Lである場合に,最適条件下で,コハク酸の吸着能力は約421g/g吸着剤で,それは市販樹脂D301-1よりも40%高かった。脱着実験を1.0mol/LHClの溶離剤を用いて行った結果,脱着効率は98%で,5回の再使用後にも樹脂の吸着性能は低下しなかった。MKF-D30Xの高い吸着及び脱着能力は,それが櫛状の鎖構造及び高度の自由度を有する利点に起因していた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着,イオン交換 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る