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J-GLOBAL ID:201402248948368750   整理番号:14A0572505

箱根火山群,強羅付近の後カルデラ地質発達史

Post-caldera geology of Gora Region in Hakone Volcano Group, Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 120  号:ページ: 117-136  発行年: 2014年04月15日 
JST資料番号: F0528A  ISSN: 0016-7630  CODEN: CHTZA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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箱根カルデラ北東部,強羅地域におけるカルデラ形成後の地質発達史を,これまでの著者の研究の総括と,2009年に気象庁が掘削したボーリング試料(JMA-V29)を基に報告した。強羅地域は2度のカルデラ形成期に形成された陥没構造で,火山礫凝灰岩と上位の凝灰質砂泥層のセットで埋積される。陥没構造中央よりやや西で掘削された気象庁コアは,MIS4に形成されたカルデラ湖の湖成堆積物である強羅凝灰質砂泥部属から現地表までの連続地質試料である。この湖は,軽石を主体とする先神山テフラ群の二次堆積物で埋積され,その層相変化から,旧湖水面が標高470mより上に推定される。その上位には,後期中央火口丘西部の山体基底部をなす,早川泥流堆積物が認められる。さらに上位には石質火砕流堆積物が認められるが,その火砕岩片は後期中央火口丘溶岩と酷似するもののRbが高い(>10ppm)特徴がある。その上位は20ka前後の年代を示す崖錐堆積物が地表近くまで被う。(著者抄録)
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分類 (2件):
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火山地質学一般  ,  地質構造・テクトニクス 
引用文献 (66件):
  • 天野一男・高橋治之・立川孝志・横山健治・横田千秋・菊池 純 (Amano, K., Takahashi, H., Tachikawa, T., Yokoyama, K., Yokota, C. and Kikuchi, J),1986,足柄層群の地質-伊豆微小大陸の衝突テクトニクス(Geology of Ashigara Group-Collision tectonics of Izu micro-continent with Eurasian plate-), 北村信教授記念地質論文集(Geological festschrift in honor of Prof. Nobu Kitamura),7-29.
  • 荒牧重雄(Aramaki, S.),1983,概説カルデラ.月刊地球(Chikyu Monthly),44,64-72.
  • 荒牧重雄・宇井忠英(Aramaki, S. and Ui, H.),1987,火山岩の産状, 久城育男・荒牧重雄・青木謙一郎編,日本の火成岩(lgneous rock in Japan),岩波書店(Iwanami Shoten, Publishers),東京, 1-24.
  • Cas, R. A. F. and Wright, J. V., 1987, Volcanic Successions Modern and Ancient. Allen & Unwin Ltd., London, 528p.
  • Fisher, R. V., 1966, Rock composed of volcanic fragments and their classification. Earth. Sci. Rev, 1, 287-298.
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