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J-GLOBAL ID：201402249116768313   整理番号：14A0032468

水晶結晶微量天秤法による臨界圧および臨界温度近傍でのポリメタクリル酸メチル薄膜へのCO₂の異常吸着挙動の研究

Study of the Anomalous Sorption Behavior of CO₂ into Poly(methyl methacrylate) Films in the Vicinity of the Critical Pressure and Temperature Using a Quartz Crystal Microbalance (QCM)

著者 (6件)： LI Xue-Kun (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  CAO Gui-Ping (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  CHEN Li-Hua (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  ZHANG Ren-Han (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  LIU Hong-Lai (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  SHI Yun-Hai (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 29  号： 46  ページ： 14089-14100  発行年： 2013年11月19日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 研磨および非研磨水晶結晶,およびその表面にアセトン溶液からポリメタクリル酸メチル(PMMA)薄膜をディプコートした水晶結晶の表面形態をAFMにより調べ,また,それぞれの表面へのCO₂ガス吸着をQCM法により,CO₂圧力(0ー14MPa)および温度(35-60°C)の関数として測定した。QCMの振動数シフトから求めた非被膜水晶結晶表面へのCO₂の吸着挙動には異常性は認められなかった。一方,35°C及び50°CでのPMMA薄膜被覆表面へのCO₂吸着量は臨界圧力の近傍で極大となる異常挙動が現れた。しかし,この異常挙動は,圧及び温度に依存する薄膜の形態変化に起因するものであり,PMMAの内在的なCO₂吸着特性によるものではないことを明らかにした。PMMAの臨界圧力および臨界温度近傍では膜の形態変化により,薄膜と水晶基板に間隙が生じ,薄膜を透過したCO₂が水晶基板に直接吸着することにが極大値を示す原因であると結論した。

シソーラス用語： *微量天秤 ,  *臨界圧 ,  *臨界温度 ,  *ポリメタクリル酸メチル ,  *二酸化炭素 ,  異常 ,  *吸着 ,  石英 ,  原子間力顕微鏡 ,  モルフォロジー ,  表面構造 ,  圧力効果 ,  温度依存性 ,  変化 ,  *高分子薄膜 ,  水晶振動子
準シソーラス用語： モルフォロジー変化 ,  圧力依存性 ,  *異常吸着特性 ,  *水晶結晶微量天秤

分類 (4件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  液-気界面  (CB12020U) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

タイトルに関連する用語 (10件)： 水晶結晶微量天秤 ,  臨界圧 ,  臨界温度 ,  近傍 ,  ポリメタクリル酸メチル ,  薄膜 ,  CO2 ,  吸着 ,  挙動 ,  研究