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J-GLOBAL ID：201402249175514562   整理番号：14A0546747

建築基礎構造の耐震診断・耐震改修 東日本大震災における杭基礎建物の被害-宮城県大崎市のRC造学校建物-

著者 (1件)： 前田匡樹 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 42  号： 5  ページ： 060-062  発行年： 2014年05月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北地方太平洋沖地震により,杭基礎が破損して大きく沈下した2つのRC造学校建物の被災状況を示した。2校の立地地域における地震観測記録,地盤柱状図,校舎配置,PC/PHC杭,校舎の耐震診断結果を紹介した。1校は耐震補強予定,1校は耐震補強済みであった。上部構造の被害は軽微であったものの,杭頭圧壊による校舎等の大きな沈下と傾斜,地盤段差も大きく継続使用が困難となり,大破と判定された。

シソーラス用語： *杭基礎 ,  *プレストレストコンクリート杭 ,  *震災 ,  大地震 ,  地質柱状図 ,  教育施設 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  耐震性 ,  性能評価 ,  杭頭
準シソーラス用語： 学校建築 ,  耐震診断 ,  東北地方太平洋沖地震

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  基礎の破壊・補強,擁壁,その他  (RA03100V)

引用文献 (4件)：

• 迫田丈志,山添正稔,三辻和弥,前田匡樹:2011年東北地方太平洋沖地震により被災したRC造校舎の被害と沈下要因の検討(その1 被害概要と杭性能),日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.17~20,2012.9.
• 山添正稔,迫田丈志,三辻和弥,前田匡樹:2011年東北地方太平洋沖地震により被災したRC造校舎の被害と沈下要因の検討(その2 地震応答解析),日本建築学会大会学術講演梗概集, pp.17~20, 2012.9.
• 気象庁:強震波形(平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震,気象統計情報, www.jma.go.jp
• 防災科学技術研究所:強震観測網K-net強震データ, www.kyoshin.bosai.go.jp

タイトルに関連する用語 (12件)： 建築 ,  基礎構造 ,  耐震診断 ,  耐震改修 ,  東日本大震災 ,  杭基礎 ,  建物 ,  被害 ,  宮城 ,  大崎 ,  RC造 ,  学校