抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背面充填法および爆薬の低エネルギー効率に関する最近の課題を解決するために,本研究では蜂の巣構造爆薬および両面爆発被覆法の実験を行った。蜂の巣構造爆薬を用いて,充填品質の向上を図った。両面爆発被覆法では,同時に複合材板の被覆が可能である。爆薬の安定爆轟限界厚みの減少を可能にするハニカム構造爆薬と両面爆発被覆法を用いると,爆薬エネルギー効率が向上し,爆薬の節約にもなる。5mm厚さのエマルジョン爆薬は,安定した爆轟を実現する。本研究では,両面爆発被覆実験で2mm厚さまたは16mm厚さのNo.45鋼をQ235鋼に被覆する2グループ,および3mm厚さまたは16mm厚さのステンレス鋼をQ235を鋼に被覆する2グループの実験に成功した。拘束が無ければ,エマルジョン爆薬の最小厚みは14~16mm必要であった。従来の爆発被覆法と比べて,No.45鋼のQ235鋼への被覆,およびステンレス鋼のQ235鋼への被覆に必要な爆薬消費量は,同一複合材板被覆に比べてそれぞれ83%および77%節約できた。実験前に爆発被覆条件および被覆用飛翔板の衝突速度を計算した。その結果,Q235鋼へのNo.45鋼の爆発被覆,およびステンレス鋼のQ235鋼への爆発被覆は正確に計算通りの挙動を示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.