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J-GLOBAL ID:201402249783091151   整理番号:13A1219604

マウス卵母細胞のミトコンドリア機能と発生能力に及ぼす魚油または共役リノール酸(CLA)を補充した食餌の効果

Effects of diet supplemented fish oil or conjugated linoleic acid(CLA) on mitochondrial function and developmental ability of the mice oocyte
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 107-113  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2277A  ISSN: 1007-4333  CODEN: ZNDXAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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マウス卵母細胞のミトコンドリア機能と発生能力に及ぼす食事に補充したn-3またはn-6多価不飽和脂肪酸(PUFA)の効果を調査するために本研究を実施した。体重14グラムのNinety Kunming離乳マウスを無作為に3群に分け,4%のダイズ油,4%の魚油,または4%の共役リノール酸(CLA)の食餌を与えた。30日後,マウスをPMSGおよびhCGで処理して過剰排卵を誘導した。卵母細胞を収集してミトコンドリアパラメータ(活性ミトコンドリア分布,ミトコンドリアカルシウム,膜電位および脂肪滴分布)を調査し,in vitro受精後の胚発生能力を評価した。結果は以下を示した:1)異なる食餌の間で活性ミトコンドリア分布,ミトコンドリアカルシウム,膜電位に差異はなかったが,活性ミトコンドリアに対するミトコンドリアカルシウム比は,魚油食を与えたマウスにおいて有意に増加した(P<0.05);2)魚油群の卵母細胞における脂肪滴の分布は集中的だった一方,低均一性および不均一性の脂肪滴がCLA群の卵母細胞において観測された。3)これら3食餌の間のin vitro受精率に差異は観測されなかったが,CLAの消費はin vitroで受精した受精卵の桑実胚期または胞胚期への分割および発達のための能力を各々38.12%および30.67%低下させた。これらの結果はCLAの食餌は細胞の脂肪分解を増加させ,胚の発生能力の低下に繋がることを示唆した。加えて,魚油を補充した食餌はCa2+恒常性がかく乱された卵母細胞の発生能力に影響を及ぼさなかった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生殖器官  ,  食用油脂,マーガリン 

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