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J-GLOBAL ID：201402250088384464   整理番号：14A0182557

キラル有機リン殺虫剤中のエナンチオマー2成分混合物の毒性:エナンチオマー間の組み合わさった影響の意義

Toxicity of Binary Mixtures of Enantiomers in Chiral Organophosphorus Insecticides: The Significance of Joint Effects Between Enantiomers

著者 (2件)： ZHANG Quan (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  WANG Cui (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN)
資料名： Chirality  (Chirality)
巻： 25  号： 11/12  ページ： 787-792  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： W0179A  ISSN： 0899-0042  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キラル農薬のリスクの可能性が,近年,懸念されるようになっている。エナンチオマーの間には,その運命および効果の間に有意なエナンチオ選択的な違いがあることも明らかにされている。典型的なキラル化合物である,3種類の有機リン殺虫剤を選別し,エナンチオマー2成分混合物の毒性を検討した。メタミドホスおよびプロフェノホスのエナンチオマーは,アセチルコリンエステラーゼ阻害モデルで相加作用を示したが,フェンスルホチオンは拮抗作用を示した。Daphnia magnaに対しては,メタミドホスおよびフェンスルホチオンのエナンチオマーは,相加的な毒性作用を示し,プロフェノホスは相乗作用を示した。

シソーラス用語： *化合物 ,  エナンチオマ ,  立体選択性 ,  *有機リン系殺虫剤 ,  *評価 ,  Daphnia magna ,  コリンエステラーゼ阻害剤 ,  毒性 ,  チオール ,  無機酸エステル ,  フェノール類 ,  芳香族塩素化合物 ,  芳香族臭素化合物 ,  スルホキシド
準シソーラス用語： *キラル化合物 ,  エナンチオ選択性 ,  *毒性評価

分類 (3件)： 有機化合物の毒性  (GZ02030Y) ,  反応の立体化学  (CF02130V) ,  微生物に対する農薬  (FB06040Q)

物質索引 (3件)： メタミドホス ,  プロフェノホス ,  フェンスルホチオン

タイトルに関連する用語 (5件)： キラル ,  有機リン殺虫剤 ,  エナンチオマー ,  2成分混合物 ,  毒性