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J-GLOBAL ID:201402250149484491   整理番号:14A0544109

硫化水素は膵外分泌において新規相乗的経路を経由して付随的に産生された一酸化窒素により媒介されるCa2+ホメオスタシスを調節する

Hydrogen Sulfide Regulates Ca2+ Homeostasis Mediated by Concomitantly Produced Nitric Oxide via a Novel Synergistic Pathway in Exocrine Pancreas
著者 (3件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 747-758  発行年: 2014年02月10日 
JST資料番号: W2321A  ISSN: 1523-0864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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細胞内Ca2+動態の調節に関与する膵臓外分泌の生理学および病理学における硫化水素(H2S)の効果を,ラット膵臓で調べた。H2SドナーのNaHSをラット由来の膵腺房に処理すると,NaHS濃度依存的に細胞内Ca2+濃度([Ca2+]i)が増加した。細胞外Ca2+非存在下においても[Ca2+]iの増加は確認できたが,Ca2+-ATPアーゼ阻害剤タプシガルギン存在下では[Ca2+]iの増加は生じなかった。[Ca2+]iの増加は,一酸化窒素シンターゼ阻害剤処理によっても抑制できた。様々な阻害剤を用いた生理学的解析から,ホスホリパーゼC,イノシトール1,4,5-トリスリン酸受容体,可溶性グアニル酸シクラーゼ,蛋白質キナーゼGおよびG蛋白質が[Ca2+]iの増加に寄与することが分かった。H2SとNOの間にクロストークが存在するかどうか,膵臓腺房細胞における[Ca2+]i調節にどのようなクロストークが関連しているかを明らかにした。これらの結果に基づいて,H2S誘導性の[Ca2+]iの増加に関するシグナル伝達経路のモデルを提示した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の基礎医学  ,  細胞生理一般 

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