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J-GLOBAL ID:201402250316366366   整理番号:13A1468886

バナナ葉に由来するバイオテンプレート階層構造TiO_2とその吸着光接触性能

Biotemplated Hierarchical TiO_2 Derived from Banana Leaf and Its Adsorption-Photocatalytic Performance
著者 (5件):
資料名:
巻: 70  号: 22  ページ: 2353-2358  発行年: 2012年 
JST資料番号: H0391B  ISSN: 0567-7351  CODEN: HHHPA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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近年,階層構造および多機能性特性を有する光触媒の調製に大きな関心が集まっている。しかし,これには,従来の合成法に照らし,大きな課題が残っている。自然は優れた特性をもつ豊富な生体材料を提供し,創造的刺激のもととなる。本研究で,初めて,構造-配向ベクトルとしてバナナ葉を適用し,吸着および光触媒性能を向上することを目的に,生物形のTiO_2光触媒(バナナ-葉TiO_2)を合成した。バイオテンプレートに,効果的にマイクロ波アシスト塩酸前処理を施した。次に,前駆体としてチタン酸テトラブチルの5vol%エタノール溶液を用い,元の葉の組織に基づき,簡単な原位置成長よって,バナナ葉-TiO_2複合材料を形成した。最後に,350°Cでの焼成過程で有機テンプレートを除去し,500°Cでの焼成過程で結晶化することにより,バナナ葉の階層構造を正確に継承するバナナ-葉TiO_2を得た。調製したままのTiO_2サンプルを,電界放出走査電子顕微鏡(FESEM),透過電子顕微鏡(TEM),X線回折(XRD),窒素吸着測定によって特性評価した。結果より,調製したバナナ葉-TiO_2は,壁上に幅約100nmの層を有する維管束のマクロ細孔と13.03nmの平均孔幅および66.5m2’g(-1)の高い比表面積を有する典型的メソ細孔構造の両方を有することがわかった。キセノン-灯照射下でメチレンブルー(MB,C_(16)H_(18)ClN_3S’3H_2O)水溶液を使用し,吸着性能と光触媒反応性能を評価した。その結果,バナナ-葉TiO_2は,デグッサp25およびバイオテンプレートを持たない一般的TiO_2のすべてと比較し,非常に高い吸着性能および光触媒活性を示した。バイオテンプレートしたサンプルの吸着能は30%であり,これは,p25の4.3倍であり,一般的TiO_2の15倍である。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物  ,  光化学一般 

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