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J-GLOBAL ID:201402250577200945   整理番号:14A0363499

都市流出水中の亜鉛の定量化に向けた最新のフルオロイオノホアを使った蛍光分光法の適用

Application of fluorescence spectroscopy using a novel fluoroionophore for quantification of zinc in urban runoff
著者 (7件):
資料名:
巻: 54  ページ: 12-20  発行年: 2014年05月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水環境中の汚染物質を対象とした現場および実時間のモニタリングにおいて,蛍光分光法は大きな可能性を有している。しかし,環境水のサンプルへの応用は進んでいない。本研究では,BODIPY-テルピリジン複合体をベースとした,新しいフルオロイオノホアを開発し,都市流出水中のZn濃度の定量に適用した。当該のフルオロイオノホアは,水中のZn2+を選択的に捕捉し,フルオロイオノホアの蛍光ピークの,可視光にあたる539 nmから567 nmへの瞬時の赤方偏移を誘発した。Zn濃度は栄光強度の比率を使って検出することができ,検出限界は9 μg/Lとなり,環境水サンプルに対して十分低い値であった。本手法の環境サンプルへの適用性を検証するため,コンプレックス・マトリクスを用いて都市流出水のサンプル中のZn濃度を測定した(溶存有機炭素:~60 mg/L,電気伝導度:~20 mS/cm)。サンプル中の全Znおよび溶存Znは,蛍光分光法により検出可能であり,ICP発光分光分析法による検出結果と比較したところ,相対誤差は30%以下であった。本手法は,コンプレックス・マトリクスを用いた環境水サンプル中のZn検出において,前処理が簡単であるとともに,迅速かつ容易であることがわかった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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環境汚染一般  ,  水質汚濁一般  ,  重金属とその化合物一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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