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J-GLOBAL ID:201402250629339041   整理番号:14A0312328

酵素的”クリック”連結:無差別グルタチオンS-トランスフェラーゼにより可能になるポリペプチド中の選択的システイン修飾

Enzymatic “Click” Ligation: Selective Cysteine Modification in Polypeptides Enabled by Promiscuous Glutathione S-Transferase
著者 (5件):
資料名:
巻: 52  号: 52  ページ: 14001-14005  発行年: 2013年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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グルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)の無差別性と,システイン(Cys)残基側鎖チオール基-過フッ素化アレーン間の既知の求核性芳香族置換(SNAr)クリック反応を組み合わせて新規生物複合化戦略を開発した。水中,GST存在下で,N-末端にグルタチオン(GSH:γGlu-Cys-Gly)配列をもつヘキサペプチド(HP)のGSH配列由来Cys残基はオリゴペプチド(OP)の鎖中央部に導入したL-ペンタフルオロフェニルアラニン残基(FF)とは反応しないことを見出した。SNAr反応中間体の負電荷を安定化するために,FFの代わりにパラ-チオエーテル置換-過フッ化芳香環側鎖をもつ3種の修飾Cys残基(pFC)をOPの鎖中央部に導入し,同様のクリック反応を行った。その結果,いずれのpFCもHPのGSH配列由来Cys残基とクリック反応することが分かった。HP中のGSH配列C末端に続く残基(x=Gly,Leu,His,Lys,Pro)の影響を調べた。その結果,X位残基によらず反応は定量的に進行するが反応の速度と収率はX位残基に依存すること,従ってこの部位はGSTとの相互作用にとって重要であることが分かった。数種のモデル反応を行った結果から,GSTを触媒とするSNArクリック反応はCys残基特異的であり,4~60°Cの広範な温度,20%までの共有機溶媒の存在下で可能なことなどを明らかにした。
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分類 (3件):
分類
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付加反応,脱離反応  ,  酵素一般  ,  ペプチド 
物質索引 (1件):
物質索引
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