デューラムコムギ由来のNa<sup>+</sup>輸送システムのXenopus卵母細胞における機能的特性分析は,2つのHKT1;4トランスポーター間の多様性を明らかにする

AMAR Siwar Ben; AMAR Siwar Ben; BRINI Faical; SENTENAC Herve; MASMOUDI Khaled; VERY Anne-Alienor

文献

J-GLOBAL ID：201402250810398815 整理番号：14A0188141

デューラムコムギ由来のNa⁺輸送システムのXenopus卵母細胞における機能的特性分析は,2つのHKT1;4トランスポーター間の多様性を明らかにする

Functional characterization in Xenopus oocytes of Na⁺ transport systems from durum wheat reveals diversity among two HKT1;4 transporters

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資料名：
巻： 65 号： 1 ページ： 213-222 発行年： 2014年01月
JST資料番号： C0579A ISSN： 0022-0957 CODEN： JEBOA6 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

高親和性K⁺トランスポーター(HKT)ファミリーの属するHKT1;4は,コムギ耐塩性の量的形質遺伝子座(QTL)に対応するものとして同定されたが,その機能はよくわかっていない。本研究では,耐塩性デューラムコムギ品種から2つのHKT1;4型cDNAを単離して,Xenopus卵母細胞での発現後のトランスポーターの機能的特性を調べた。その結果,両方のトランスポーターは,Na⁺に対して高い選択性を示し,それらの他の一価陽イオンへの透過性よりも10倍高かった。両方とも低親和性でNa⁺を輸送し,外因性K⁺による阻害は認められなかった。キニーネによる阻害にトランスポーター間で異なっていた。以上の結果から,2つのTdHKT1;4を新しいNa⁺選択性トランスポーターとして同定し,親和性で差異があることが示された。HKT1;4が関与する耐塩性QTLは,トランスポーター間の機能的変異によって一部を説明することができる。

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植物生理学一般 , 遺伝子発現 , 麦

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デューラムコムギ由来のNa+輸送システムのXenopus卵母細胞における機能的特性分析は,2つのHKT1;4トランスポーター間の多様性を明らかにする

デューラムコムギ由来のNa⁺輸送システムのXenopus卵母細胞における機能的特性分析は,2つのHKT1;4トランスポーター間の多様性を明らかにする