抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在国内で利用可能な小角中性子散乱装置の中で,研究炉の四つの装置,SANS-J-II,SANS-U,PNO,及びmfSANSについて,それぞれの装置の特徴を述べるとともに,使い分けのポイントを概説した。原子炉の小角散乱装置は,ピンホール型と完全結晶型に大別できる。近年,ピンホール光学系と集光レンズを組み合わせた集光型散乱法が開発された。この方法は,最高分解能の完全結晶型とピンホール型とをつなぐ波長範囲で活躍する新手法である。各小角散乱法の特徴を,ユーザの多様なニーズに対応できるように表にまとめた。