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J-GLOBAL ID:201402251527735631   整理番号:14A0382008

内皮のNotch活性は骨での血管形成と骨形成を促進する

Endothelial Notch activity promotes angiogenesis and osteogenesis in bone
著者 (5件):
資料名:
巻: 507  号: 7492  ページ: 376-380  発行年: 2014年03月20日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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骨格系での血管増殖と骨形成は結び付いているらしく,そのため,内皮細胞と骨芽細胞の間には分子的なクロストークがあると考えられている。血管形成と骨形成を結ぶ機構の特性解明は,骨折治療の改善や骨量減少阻止に大きく関わる可能性がある。本論文では,骨中での血管成長に,特殊化した組織特異的な血管形成が関与していることを示す。Notchシグナル伝達は,出生後の長骨で内皮細胞の増殖や血管成長を促進するが,これは他の器官や腫瘍の内皮におけるNotchやそのリガンドDll4のよく知られている機能とは逆である。マウスでNotchシグナル伝達を内皮細胞特異的に遺伝学的に誘導性破壊すると,骨の血管の形態と成長が障害されただけでなく,骨形成低下,長骨短縮,軟骨細胞異常,骨梁欠失や骨量低下が起こった。一連の遺伝学実験に基づいて,これらの変異体での骨の異常には,内皮細胞からのアンジオクライン因子であるNoggin放出障害が関与していると我々は考えているが,この放出はNotchにより正に調節されている。骨形成タンパク質の分泌型アンタゴニストであるNogginの組換えタンパク質を投与すると,内皮細胞特異的Notchシグナル伝達経路変異体で,骨成長,骨石灰化,軟骨細胞成熟,骨梁形成,骨前駆細胞数が回復した。これらの知見は,血管形成とアンジオクラインシグナル,骨形成を結び付ける分子的枠組みを立証するもので,将来の治療手段の開発に重要となるかもしれない。Copyright Nature Publishing Group 2014
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分類 (1件):
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骨格系 

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