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J-GLOBAL ID:201402251823720895   整理番号:14A0492062

コンカナバリンAによるヒト赤血球凝集の高圧下での膜損傷

Membrane damages under high pressure of human erythrocytes agglutinated by concanavalin A
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  ページ: 695-699  発行年: 2014年04月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト赤血球はコンカナバリンA(Con A)などのレクチンによって凝集される。圧力下での凝集赤血球の挙動はあまり良くは理解されていない。ここでは,圧力-誘導膜損傷への赤血球凝集の影響を報告した。Con Aによる非損傷赤血球の小さな凝集塊が200MPaの圧力によって分離された。さらに,走査型電子顕微鏡法による観察が,ベシクル,断片化粒子,および膜ホールの生成を示した。一方で,Con Aによるトリプシン分解赤血球の大きな凝集塊は200MPaに対して安定であるように思われた。しかしながら,メチルα-マンノピラノシドによるこの様な圧力-処理凝集塊から分離された赤血球も膜ホールを除いたベシクルおよび断片化粒子の存在を示した。圧力-誘導溶血がその様な大きな凝集塊中では大きく抑制された。遠心分離によって充填された赤血球中で同様の抑制効果が観測された。しかしながら,メチルα-マンノピラノシドによる200MPa-処理された大きな凝集塊から赤血球が分離された時に発生する溶血は,0°Cおよび大気圧で培養された。スペクトリン変性によるピレンエキシマー蛍光が,200MPaの圧力へさらされたCon A-凝集血球影中で観測された。これらの結果は,堅く凝集された赤血球の圧力処理において,溶血が大きく抑制されるが,しかし膜損傷がスペクトリン変性および小胞形成として発生することを示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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赤血球 
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