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J-GLOBAL ID：201402251911011896   整理番号：14A0074305

中性条件下でのホルムアルデヒドのオリゴマ化に対する速度論的および熱力学的描像のマッピング

Mapping the Kinetic and Thermodynamic Landscape of Formaldehyde Oligomerization under Neutral Conditions

著者 (5件)： KUA Jeremy (Univ. San Diego, California, USA) ,  KUA Jeremy (Yale-NUS Coll., Singapore) ,  AVILA Joseph E. (Univ. San Diego, California, USA) ,  LEE Christopher G. (Univ. San Diego, California, USA) ,  SMITH William D. (Christian High School, California, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 117  号： 47  ページ： 12658-12667  発行年： 2013年11月28日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホルムアルデヒドのpH7における水和反応を,Poisson-Boltzmann固有溶媒および自由エネルギー補正を用いた密度汎関数法(B3LYP)で,四量体に至るオリゴマ化反応過程を調べた。鎖状重合してポリオキシメチレン(POM)を形成する反応と,アルデヒドのエノール化を経由するアルドール縮合で糖(オキサン)が形成する環化反応の2種類の反応経路が想定され,二量体形成には非常に高い活性化エネルギーが存在するが,三量体以降は低エネルギーで反応が進行して環化反応が優先的に生じることがわかった。両経路に関するエネルギー準位変化および中間遷移状態の分子構造を計算した。本研究の結果を今後さらに酸あるいは塩基性環境での反応および触媒反応の場合に拡張して検討する。

シソーラス用語： *オリゴマ化 ,  *反応速度論 ,  水和反応 ,  Poisson-Boltzmann方程式 ,  *密度汎関数法 ,  四量体 ,  過程 ,  *反応経路 ,  構造 ,  ポリオキシメチレン ,  アルドール反応 ,  *環化反応 ,  活性化エネルギー ,  分子構造 ,  遷移状態 ,  反応中間体 ,  分子エネルギー準位 ,  構造異性体 ,  自由エネルギー ,  アルドース ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族アルデヒド ,  ジオール ,  第二アルコール
準シソーラス用語： B3LYP法 ,  *化学反応速度論 ,  鎖状構造 ,  反応過程

分類 (3件)： 環化反応,開環反応  (CF02050I) ,  脂肪族アルデヒド  (CF03180F) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (5件)： D-エリスロース ,  D-トレオース ,  オキサン ,  グリセルアルデヒド ,  ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (6件)： 中性 ,  ホルムアルデヒド ,  オリゴマ化 ,  速度論 ,  熱力学 ,  マッピング