文献

J-GLOBAL ID：201402252156362582   整理番号：14A0926373

酸素発生用酸化物被覆チタン電極

Oxide Coated Titanium Electrode for Oxygen Evolution

著者 (1件)： 盛満正嗣 (同志社大 理工)
資料名： Journal of MMIJ  (Journal of MMIJ)
巻： 130  号： 8/9  ページ： 415-420  発行年： 2014年08月01日 
JST資料番号： F0463A  ISSN： 1881-6118  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非晶質酸化物で被覆した酸素発生用のチタン電極は,電解採取による金属の製造プロセスに大きな省電力効果をもたらし,電解浴中で生じるスラッジの抑制も可能とする新しい技術であり,エネルギーと環境の両面から負荷を小さくできる。本論文では,その開発経緯,熱分解法による作製方法,酸性水溶液からの酸素発生反応,結晶構造と表面形態,触媒活性や耐久性に関する研究とともに,銅,亜鉛,ニッケル,コバルトなど金属の電解採取における最近の応用例を紹介する。

シソーラス用語： *被覆 ,  *電極 ,  *酸素発生 ,  非晶質 ,  *電解採取 ,  白金族元素 ,  触媒活性 ,  過電圧 ,  酸化マンガン ,  酸化鉛 ,  結晶構造 ,  形態 ,  表面構造 ,  耐久性 ,  省エネルギー ,  環境 ,  チタン
準シソーラス用語： *チタン電極 ,  *酸化物被覆 ,  省電力 ,  表面形態 ,  二酸化マンガン

分類 (1件)： 精錬  (WD02040L)

引用文献 (79件)：

• H.B. Beer: G. B. Patent, 1,147,442A (1965).
• H.B. Beer: G. B. Patent, 1,195,871A (1969).
• T.F. O'Brien, T. V. Bommaraju, F. Hine: Handbook of Chlor-Alkali Technology, Vol. 1: Fandamentals, (Springer, New York, 2005), pp. 24-26.
• Soda Gijutsu Hand Book 2009: (Japan Soda Industry Association, 2009), p. 66.
• T. Shimamune, Y. Nakajima, S. Nakamatsu: Hyomengijutsu, 42 (1991), 783-787.

タイトルに関連する用語 (3件)： 酸素発生 ,  酸化物被覆 ,  チタン電極