抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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金型材料として使われている合金工具鋼は,焼入れ冷却速度が速いほど高靭性が得られるために,急冷設備が必要とされている。ここでは,急冷技術の動向について紹介する。従来,塩浴焼入れ,油焼入れが行われてきたが,近年は真空焼入れ炉の性能向上により,大型金型にまで真空焼入れが適用されるようになっている。一方,急冷を行うことにより靭性は向上するが,変形が大きくなる。金型の特性を向上させると同時に,変形を最小限にすることが求められており,その技術動向についても紹介する。また,冷間で使用される精密金型では,熱処理変寸や金型使用中の経年変化の少ない処理が必要とされており,高付加価値熱処理の事例として,その技術動向を紹介する。