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J-GLOBAL ID：201402252318107840   整理番号：14A0411103

¹³⁷Csの茶葉への転流について

著者 (3件)： 塩井誠次郎 (福岡大 RIセ 実験施設) ,  川井妙子 (福岡大 RIセ 実験施設) ,  加留部善晴 (福岡大 RIセ 実験施設)
資料名： Isotope News  (Isotope News)
号： 720  ページ： 107-109  発行年： 2014年04月01日 
JST資料番号： G0331A  ISSN： 0285-5518  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所事故による放射能汚染で,茶葉に放射性セシウムが検出された。新葉(生葉)に含まれる放射性セシウムは古葉から転流したものと推定されている。本研究では,実際に古葉から新葉への転流がどの程度起こっているか及び転流機構を明らかにするために,古葉のみに¹³⁷Cs溶液を塗布し,新葉へ転流する割合と転流後の枝葉の分布を調べた。古葉から吸収された放射能は,新葉の中央脈や枝の樹皮近傍に沿って高く検出され,師部(師管)を通じて転流することを示唆した。

シソーラス用語： *転流【生体】 ,  *葉 ,  *セシウム137 ,  原子炉事故 ,  放射能汚染 ,  環境汚染 ,  樹皮 ,  ふるい部 ,  ふるい管 ,  *茶葉 ,  東電福島第一原子力発電所事故
準シソーラス用語： 古葉 ,  新葉 ,  福島第一原子力発電所事故

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (3件)： 137Cs ,  茶葉 ,  転流