文献

J-GLOBAL ID：201402252322128925   整理番号：13A1955906

放射性物質の滞留半減期関数

A Function of Residence Half-life of Radioisotope Substances

著者 (5件)： 八木徹 (江戸川大学メディアコミュニケーション学部情報文化学科,〒270-0198流山市駒木474) ,  神部順子 (江戸川大学メディアコミュニケーション学部情報文化学科,〒270-0198流山市駒木474) ,  中山榮子 (昭和女子大学生活科学部環境デザイン学科,〒154-8533世田谷区太子堂1-7) ,  長嶋雲兵 (産業技術総合研究所計算科学研究部門,〒305-8568つくば市梅園1-1-1中央第二) ,  青山智夫 (産業技術総合研究所計算科学研究部門,〒305-8568つくば市梅園1-1-1中央第二)
資料名： Journal of Computer Chemistry, Japan (Web)  (Journal of Computer Chemistry, Japan (Web))
巻： 12  号： 2  ページ： 122-132 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0127A  ISSN： 1347-3824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境中の放射性物質の半減期,滞留半減期の計算法を明らかにした.滞留半減期は放射性物質の移動を示す指標であり,期間により正負の値を取る.効果を実例で示すため,福島県と東京都の2地点の空間線量率測定値を用いて滞留半減期を計算した.その処理中でFourier変換により空間線量率の変化の中の低・高周波現象を分離した.分離された低周波成分から滞留半減期の期間ごとのベクトル(関数)を計算した.その関数は春の到来と伴に大気の流動が大きくなり,放射性物質が移動することを示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *放射性物質 ,  *滞留時間 ,  *半減期 ,  計算 ,  移動 ,  指標 ,  福島県 ,  東京都 ,  線量率 ,  測定データ ,  Fourier変換 ,  HF【周波数】 ,  LF【周波数】 ,  ベクトル ,  気流 ,  関数
準シソーラス用語： 空間線量率 ,  計算法 ,  高周波 ,  測定値 ,  大気流 ,  低周波

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (11件)：

• [1] Nuclear Emergency Response Headquarters, "The 64 th Nuclear Safety Commission shiryo 1-1", 2011.8.23, http://www.nsr.go.jp/archive/nsc/ad/pdf/20110824_1.pdf
• [2] Japan Atomic Energy Agency Safe Research Center, "Dose estimation for primary schools, etc., at Fukushima",http://www.nsr.go.jp/archive/nsc/info/20120413/siryo9.pdf
• [3] T. Aoyama, T. Yagi, J. Kambe, E. Nakayama, Consideration of Diffusion of Radioisotope Dust, J. Comput. Chem. Japan, 10, A7 (2011).
• [4] T. Aoyama, J. Kambe, E. Nakayama, U. Nagashima, Residence Half-life of Radioisotope Substances, J. Comput. Chem. Japan, 11, 49 (2012).
• [5] V. Yu. Golikov, M. I. Balonov, A. V. Pnomarev, "Estimation of external gamma radiation dose to the population after the Chernobyl accident", The CHERNOBYL PAPERS Vol.ツꀀ1, (1963).

タイトルに関連する用語 (4件)： 放射性物質 ,  滞留 ,  半減期 ,  関数