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J-GLOBAL ID:201402252400471364   整理番号:14A0552135

低温窒化による残留Fe-Co合金を含むCoドープα′′-Fe16N2の磁気軟化

Magnetic softening of Co doped α′′-Fe16N2 containing residual Fe-Co alloy prepared in low temperature nitridation
著者 (4件):
資料名:
巻: 122  号: 1424  ページ: 288-291 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0409A  ISSN: 1348-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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bcc Fe1-xCox合金の保磁力を変化させることを目的に,同合金の低温窒化によるCo添加α′′-Fe16N2の合成を行い,磁気特性を調べた。ベンジルアルコール中の鉄およびコバルトのアセチルアセトネート混合物を加水分解させて得た(Fe1-xCox)3O4を還元して,同合金を作製した。x=0~0.05では,純粋なスピネル型(Fe1-xCox)3O4の微粉末が得られた。酸化物は,400°C水素ガス中の処理でbcc Fe1-xCox合金に還元し,その後NH3ガス流中,150°Cにて5時間または8時間の窒化を行った。Co添加のない場合の窒化生成物であるFe16N2に類似した名目α′′-(Fe1-xCox)16N2がx=0.03にて生成し,残存するbcc Fe1-xCox合金との混合物として得られていることが,X線回折およびX線吸収分光により示唆された。本研究におけるx=0.03での窒化生成物は,Co添加のない現製品と比較して,磁化は217Am2kg-1に増加し保磁力は30mTに減少した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  その他の無機化合物の磁性 
引用文献 (23件):
  • 1) S. Kikkawa, A. Yamada, Y. Masubuchi and T. Takeda, Mater. Res. Bull., 43, 3352–3357 (2008).
  • 2) K. Yamanaka, Y. Onuma, S. Yamashita, Y. Masubuchi, T. Takeda and S. Kikkawa, J. Solid State Chem., 183, 2236–2241 (2010).
  • 3) S. Yamashita, Y. Masubuchi, Y. Nakazawa, T. Okayama, M. Tsuchiya and S. Kikkawa, J. Solid State Chem., 194, 76–79 (2012).
  • 4) R. M. Bozorth, Ferromagnetism, D. Van Nostrand, New York (1951).
  • 5) G. Couderchon and J. F. Thiers, J. Magn. Magn. Mater., 26, 196–214 (1982).
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