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J-GLOBAL ID：201402252523883241   整理番号：14A0574137

安全な天井設計と天井脱落対策技術基準早わかり 第6章 実例から学ぶ天井設計「復興の手本に」堅い決意と軽く柔らかい天井 日本科学未来館

著者 (2件)： 川口健一 (東大 生産技研) ,  吉野繁 (日建設計)
資料名： 建築技術
号： 773  ページ： 154-155  発行年： 2014年05月17日 
JST資料番号： F0142A  ISSN： 0022-9911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本科学未来館は,構造的安全性には高い配慮がなされているものの,大きなガラス面をもつ,天井の高い鉄骨構造で,重たそうなオブジェが沢山吊り下げられていた。天井や非構造材の落下の要素が揃っていた。2011年3月11日の地震から数日後,日本科学未来館でも天井落下が発生した。ここは高所設置の天井であり,復旧には最も安全性の高い「膜天井」方式で改修する案が出され,柔軟軽量であるため,地震時の大きな変形にもよく追従し,損傷落下することがない。ここでは水平膜と鉛直膜を組み合わせたものが使われた。日本科学未来館は2011年6月11日に,他の被災施設に先駆けてリニューアルオープンした。

シソーラス用語： *天井 ,  *設計 ,  建築物 ,  柔軟性 ,  軽量化 ,  地震 ,  大地震 ,  落下 ,  復旧
準シソーラス用語： 2011年東北地方太平洋沖地震 ,  軽量 ,  日本科学未来館 ,  *膜天井

分類 (2件)： 床,天井  (RB03040H) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 天井 ,  設計 ,  天井脱落 ,  対策 ,  技術基準 ,  復興