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J-GLOBAL ID:201402252580460586   整理番号:14A1167893

あなたのガーデンホース:自由生活アメーバによって成長促進されたレジオネラ属菌による潜在的な健康リスク

Your Garden Hose: A Potential Health Risk Due to Legionella spp. Growth Facilitated by Free-Living Amoebae
著者 (5件):
資料名:
巻: 48  号: 17  ページ: 10456-10464  発行年: 2014年09月02日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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人間がレジオネラ菌を含むエアロゾルを吸入した場合,レジオネラ症やポンティアック熱を引き起こす可能性があり,一般的なガーデンホースにおいても,使用中にこの様な吸入可能なサイズ(≦10μm)のエアロゾルを生成する可能性がある。ガーデンホース内の環境は,バイオフィルムの形成,温度上昇,水の停滞などより,レジオネラと自由生活アメーバ(FLA)の相互作用と成長にとって理想的であると考えられるが,人間の健康へのリスクを定量化するのに必要な,微生物密度とホースコンディションについては報告されていない。著者らは,2種類のガーデンホースについて,ホース中の水やバイオフィルム中のFLAとレジオネラ属菌を18カ月に渡り調査した。培養およびqPCRによる調査により,FLAの2つの属は,飲料水を介して供給されており,ガーデンホース中の水のアメーバの平均密度は2.5log10アメーバmL<sup>-1</sup>に達していた。レジオネラ属菌(病原性のL.ニューモフィラを含む可能性が高い)の密度は,ホースの一種で有意に高く(3.8log10cell・mL<sup>-1</sup>,p<0.0001),また,正の相関がVermamoebae vermiformis密度とレジオネラ属菌密度の間に存在していた(r=0.83,p<0.028)。ホース内で同定されたレジオネラ属菌の密度は,他の状況でのレジオネラ症の集団発生時に報告されたものと類似しており,感受性の高いユーザーにとって,ガーデンホースのエアロゾル吸入は,健康リスクがあると結論付けた。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
人間に対する影響  ,  水質汚濁一般  ,  微生物学(ウイルス以外)一般 

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