文献

J-GLOBAL ID：201402252750675337   整理番号：13A0524449

慢性腎症患者の生理活性分子の血中濃度における高度な流動血液透析の効果

Effects of high flux hemodialysis on the blood levels of bioactive molecules in chronic nephrosis patients

著者 (3件)： Wang Lihua (Dep. of Blood Purification, Second Hospital of Hebei Medical Univ., Shijiazhuang) ,  Gao Zhiying (Dep. of Blood Purification, Second Hospital of Hebei Medical Univ., Shijiazhuang) ,  Hou Jingjing (Dep. of Blood Purification, Second Hospital of Hebei Medical Univ., Shijiazhuang)
資料名： Mianyixue Zazhi  (Mianyixue Zazhi)
巻： 28  号： 3  ページ： 273-276  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2408A  ISSN： 1000-8861  CODEN： MIZAED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 本研究は,維持血液透析(MHD)を行っている患者における上記の生理活性分子の分泌に関する高度な流動血液透析(HFHD)の効果を観察するために計画された。20例の患者はHFHD治療グループ(10人の患者)と低い流動血液透析(LFHD)治療グループ(10人の患者)にランダムに分けられた。透析を行っていない20人の尿毒症患者,その他の20人の健常ボランティアは対照グループに選ばれた。HFHDグループには再使用可能な高い流動透析器Polyflux17Rを用いて,LFHDには再使用可能な透析器Polyflux8LRを用いた。HFHDグループとLFHDグループにおいて,Scrの血清レベル,AngII,ET-1,NOは血液透析の前と直後,血液透析の3か月後に検出された。さらに,20例の非透析尿毒症患者と20人の健常者の空腹時の肘静脈血検体は採取されて,分析された。NOは,硝酸還元酵素で測定された。ET-1とAngIIは放射免疫測定法によって測定された。クレアチニンは従来の生化学方法で測定された。その時までに,血圧の変化は透析患者で観察された。その結果は,HFHDグループにおける血液透析の後のAngIIとET-1のレベルがLFHDグループより低く(P<0.05),3か月の治療後のHFHDグループのET-1,NO,MAPが以前より有意に減少した(P<0.05)ことを明らかにした。これらの結果は,HFHDが上記の生理活性分子の排除を改善することができて,患者の高血圧を改善することができたことを示唆する。これらの結果は,リンパ球と内皮細胞が慢性腎症の病因にどのようにかかわっているかのメカニズムのさらなる解明にとって,実験的な根拠を提供する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *腎臓病 ,  患者 ,  *生理活性因子 ,  *血中濃度 ,  *血液透析 ,  尿毒症 ,  透析器 ,  硝酸レダクターゼ ,  放射性免疫分析 ,  血圧 ,  高血圧症 ,  リンパ球 ,  内皮細胞 ,  ポリペプチド ,  ラクタム ,  *慢性腎臓病 ,  エンドセリン
準シソーラス用語： *慢性腎疾患 ,  *生理活性分子 ,  硝酸還元酵素 ,  放射免疫測定法 ,  高血圧

分類 (4件)： 泌尿生殖器の疾患  (GM03000L) ,  サイトカイン  (EB08090G) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： ET-1 ,  クレアチニン

タイトルに関連する用語 (7件)： 慢性 ,  腎症 ,  患者 ,  生理活性分子 ,  血中濃度 ,  流動 ,  血液透析