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J-GLOBAL ID:201402253069734380   整理番号:12A1479276

食道の原発性悪性黒色腫

Primary malignant melanoma of the esophagus:A case report
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号: 42  ページ: 4734-4738  発行年: 2011年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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吐血により救急入院した症例(コーカサス人男性,87歳)を報告する。入院前月,間欠性嚥下障害があった。内視鏡検査の結果,偏心性軟質食道病変が食道壁内,門歯から25~35cmの位置に突出し,出血が続いていた。生検組織試料により黒色腫と判定した。他部位の原発性腫瘍を除外した確定診断は食道の原発性悪性黒色腫(PMME)であった。患者は院内呼吸器感染のため死亡し,腫瘍治療開始に至らなかった。PMMEは全食道悪性腫瘍の0.1~0.2%に過ぎない。PMMEの危険因子は解明されていない。PMME高発症率が日本で報告されている。固形物嚥下障害が本症例の主症状である。胸骨後部または上腹部の不快感,疼痛,血便または吐血も報告されている。PMME内視鏡所見の特徴は様々なサイズのポリープ様病変であり,通常,色素を持っている。症例の86%は食道下部から2/3の位置に病変がある。PMMEは血行性またはリンパ性経路から転位する。診断時,患者の50%に肝,縦隔,肺,脳への遠位転位が見られる。治療法としては,可能なら手術(治療的または緩和的)が望ましい。手術を行わず,化学療法や化学ホルモン療法,放射線療法,免疫療法による治療の報告もあり,有効性も多様であった。予後は不良であり,手術後の平均生存率は15か月以下である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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臨床腫よう学一般  ,  消化器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (3件):
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