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J-GLOBAL ID：201402253666468578   整理番号：14A1152608

高濃度アンモニア含有廃水が馴養した包括固定化活性汚泥担体の低温硝化特性

著者 (3件)： 小暮元輝 (東洋大 生命科学) ,  大竹赳 (東洋大 生命科学) ,  角野立夫 (東洋大 生命科学)
資料名： 日本水処理生物学会誌  (Japanese Journal of Water Treatment Biology)
巻： 50  号： 3  ページ： 113-120  発行年： 2014年09月15日 
JST資料番号： Z0591A  ISSN： 0910-6758  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 包括固定化活性汚泥をアンモニア含有廃水でもって馴養し,アンモニア濃度非感受性菌群(AH菌群)を集積培養した担体を調製した。このAH菌群担体を用いて下水処理を行なうことを目的として低温硝化,10°C環境での限界負荷を求める検証試験を行った。低濃度アンモニア含有廃水処理試験ではアンモニア態窒素除去率95%以上に達する負荷条件を知ることができた。次いで四季を想定した水温変動に対応した硝化プロセスの安定運転条件について追跡評価の結果をとりまとめた。

シソーラス用語： 廃水処理 ,  固定化微生物 ,  キャリア ,  下水処理施設 ,  *アンモニア態窒素 ,  *硝化 ,  終局荷重 ,  亜硝酸 ,  感受性菌 ,  温度依存性 ,  *活性汚泥法
準シソーラス用語： *活性スラッジ法 ,  限界負荷

分類 (1件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

引用文献 (16件)：

• 稲森悠平:水環境の基礎と応用/キーワード137,産業用水調査会,139(1993)
• Suwa, Y., Imamura, Y., Suzuki, T., Tashiro, T., and Urushigawa, Y.: Ammonia-oxidizing bacteria with different sensitivities to (NH₄)₂SO₄, in activated sludges, Water Res., 28 (7) , 1523-1532 (1994)
• 角野立夫,江森弘祥:包括固定化微生物担体を用いた高度処理技術,用水と廃水,39(8),24-29(1997)
• Suwa, Y., Sumino, T., and Noto, K.: Phylogenetic relationships of activated sludge isolate of ammonia oxidizers with different sensitivities to ammonia sulfate, J. Gen. Appl. Microbiol., 43, 373-393 (1997)
• 金田一智規,伊藤司,岡部聡,渡辺義公:16S rDNA解析によるアンモニア酸化細菌の多様性評価,環境工学論文集,40,71-79(2003)

タイトルに関連する用語 (8件)： 高濃度 ,  アンモニア ,  廃水 ,  固定化 ,  活性汚泥 ,  担体 ,  低温 ,  硝化