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J-GLOBAL ID:201402253704230955   整理番号:14A0876264

リチウムイオン電池の内部抵抗低減,イオン伝導性向上に貢献するカーボン材料~後篇~炭素担持アルミニウム材料の電池への応用

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巻: 14  号:ページ: 26-28  発行年: 2014年04月10日 
JST資料番号: L5969A  ISSN: 1346-3926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東洋アルミニウム(株)で開発したトーヤルカーボの特性とリチウムイオン電池への応用を述べた。トーヤルカーボはAl箔の上に厚さ1μmのカーボンをコートし,炭化水素雰囲気中で873K以上で熱処理すると,Al箔上に生成したAl4C3によってAl箔にカーボン粒子が担持される。カーボン粒子層の厚さを1~4μmまで変えたときの静電容量は厚さとともに直線的に増加した。導電性はカーボン層1μmの場合,熱処理をせず酸化皮膜の少ない硬質箔と同等で,厚さが増すにつれて導電性はさらに良くなった。トーヤルカーボは高温で熱処理しているにもかかわらず,酸化皮膜の成長を抑えた電気特性に優れた材料といえる。これをリチウムイオン電池の正極材の集電体として用いて電池を作製し,通常のAl箔を正極とした場合と比較した。低レートでの放電曲線は両者ともに大きな相違はなく,理論容量に近い値が出ていた。しかし高レートになるとトーヤルカーボの方が分極電圧を小さく抑えら,容量も大きく増加しており,優れた電極材として期待できる。
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分類 (1件):
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二次電池 
引用文献 (2件):

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