抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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センサネットワーク技術は,多様な分野への応用が可能な技術であり,これまで数多くのセンサネットワークシステムが開発されてきた。しかし,現在使用されているセンサネットワークの多くが特定のアプリケーションに特化した専用のシステムとなっている。そこで我々は,異なる用途のセンサネットワークやその他の機器が連携することができるミドルウェアアーキテクチャとしてCMSAS(Common Middleware in Sensors,Actuators and Storagors)の検討を行っている。CMSASでは,システムを構成する全ての機器に共通のミドルウェアを導入し,共通のミドルウェアのルールに基づき機器の管理を統一化する。これによって,機器間の仮想的な相互の連携を実現することを目指す。本稿では,検討の第一段階として,産業技術総合研究所(AIST)で開発されたRTミドルウェアを利用したCMSASの概念について紹介し,センサネットワークを用いた加速度データ収集システムへのCMSASの実装について述べる。(著者抄録)