ゾル-ゲルと火炎噴霧熱分解を用いて製造したTiO<sub>2</sub>ナノ粉末の物理,構造,および光触媒特性についての比較

EROL Mustafa; EROL Mustafa; SANCAKOGLU Orkut; YURDDASKAL Metin

文献

J-GLOBAL ID：201402254004772370 整理番号：13A1957175

ゾル-ゲルと火炎噴霧熱分解を用いて製造したTiO₂ナノ粉末の物理,構造,および光触媒特性についての比較

A Comparison on Physical, Structural, and Photocatalytical Properties of TiO₂ Nanopowders Produced Using Sol-Gel and Flame Spray Pyrolysis

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資料名：
巻： 10 号： 6 ページ： 931-938 発行年： 2013年11月
JST資料番号： W1929A ISSN： 1546-542X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

TiO₂の優れた光触媒活性を環境汚染物質の分解に適用する技術の開発が進められている。本研究においては,このような用途へのTiO₂ナノ粒子の低コストの供給を目指して,二通りの合成法を検討した。一つはチタンイソプロポキシドを出発原料としてゾル-ゲル法によりTiO₂溶液を調製し,キレート剤としての氷酢酸を加えてゲル化し,乾燥の後530°Cでか焼するものであった。もう一つは,前述のプロセスにおいてキレート剤を加えない溶液を火炎噴霧熱分解させるものであった。これらの手法で得た粉末について,X線回折,粒度分布測定,表面積測定およびミクロ組織観察を行なうとともに,メチレンブルーの光分解による光触媒活性評価を実施した。この結果,いずれの方法でも得られたTiO₂はアナターゼ構造のナノ粒子で,優れた光触媒活性を有することを明らかにした。そして,火炎噴霧熱分解法はより低コストの製法を提供することを示唆した。

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セラミック・陶磁器の製造 , 光化学一般

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