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J-GLOBAL ID：201402254100577678   整理番号：14A1149345

ESI-MSによるモリブデン酸イエロー法のモリブドケイ酸錯体の解明

Elucidation of molybdosilicate complexes in the molybdate yellow method by ESI-MS

著者 (3件)： TAKAHASHI Mariko (Div. of Marine Sci., Graduate School of Marine Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Marine Sci. and Technol., Konan ...) ,  ABE Yoshihiro (Fac. of Pharmacy, Keio Univ., Shibakoen, Minato-ku, Tokyo 105-8512, JPN) ,  TANAKA Miho (Div. of Marine Sci., Graduate School of Marine Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Marine Sci. and Technol., Konan ...)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 131  ページ： 301-308  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モリブデン酸イエロー法におけるモリブドケイ酸の生成を,ESI-MSで解明した。高分子ケイ酸を単量体に加水分化し,Keggin型構造のモリブドケイ酸を生成した。pH1~2の間のモリブデン酸とケイ酸からのモリブドケイ酸の生成反応の各段階を,分子レベルでESI-MSによって明確にした。pH 0.5以下の溶液で,モリブデン酸の高分子を,高濃度の硫酸により分解した。過剰の硫酸は,モリブドケイ酸の生成を妨げた。従って,溶液中にケイ酸および硫酸イオンが存在するにも関わらず,ケイ酸は全くこのpHでモリブドケイ酸を生成するために反応しなかった。pH2以上では,モリブデン酸の縮合が起き,α-モリブドケイ酸を生成した。ESI-MSはモリブドケイ酸塩の生成に関する情報を提供し,個々の反応化学種が反応混合物中に存在した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *モリブデン錯体 ,  モリブデン酸塩 ,  ジカルボン酸 ,  脂肪族カルボン酸 ,  *ケイ酸塩 ,  高分子 ,  *加水分解 ,  *ケイ酸 ,  水和物 ,  化学合成 ,  *錯体生成 ,  *エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  pH依存性 ,  縮合反応
準シソーラス用語： ESI-MS ,  高分子ケイ酸 ,  錯体形成

分類 (3件)： 質量分析  (CC03013N) ,  第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (1件)： シュウ酸

タイトルに関連する用語 (5件)： ESI-MS ,  モリブデン酸 ,  イエロー ,  酸 ,  錯体