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J-GLOBAL ID：201402254107577304   整理番号：14A0126161

キャベツの揮発性油組成およびグルコシノラートプロファイルに対する収穫後放射線処理および貯蔵の影響

Effect of post harvest radiation processing and storage on the volatile oil composition and glucosinolate profile of cabbage

著者 (4件)： BANERJEE Aparajita ,  VARIYAR Prasad S. ,  CHATTERJEE Suchandra ,  SHARMA Arun
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 151  ページ： 22-30  発行年： 2014年05月15日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キャベツの揮発性油成分およびグルコシノラートプロファイルに対する放射線処理(0.5~2kGy)および貯蔵の影響について調査した。揮発性油成分のうち,トランス-ヘキサ-2-エナールの増加は,照射において,主に,モノガラクトシルジアシルグリセロール(MGDG)からの前駆体リノレン酸の遊離の増加に起因することが留意された。また,照射は,照射された野菜の揮発性油中でアリルイソチオシアン酸塩(AITC)の増加の原因であるキャベツの主なグルコシノラートである,シニグリンを高めた。貯蔵時,トランス-ヘキサ-2-エナールの含量は,照射直後に増加し,その後,24時間以内に基礎値に戻ったが,シニグリン及びAITCの含量は,照射後に増加し,その後,貯蔵中,一定であった。シニグリン及びAITCなどの潜在的に重要な健康促進化合物の増加に関する知見は,貯蔵期間の延長および安全性に加えて,放射線処理が,キャベツの栄養価の改良における付加的な利点を有し得ることを実証した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *キャベツ ,  *油 ,  *グルコシノレート ,  食品成分 ,  食品分析 ,  *揮発分 ,  *貯蔵 ,  γ線照射 ,  食品照射 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  オレフィン化合物 ,  チオ糖 ,  糖エステル ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： Brassica oleracea ,  *揮発性油 ,  *植物揮発性成分 ,  *放射線処理

分類 (5件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  食品工業一般  (FJ02010F) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  食品照射  (FJ03050E)

物質索引 (2件)： アリルイソチオシアナート ,  シニグリン

タイトルに関連する用語 (6件)： キャベツ ,  揮発性油 ,  組成 ,  収穫 ,  放射線処理 ,  貯蔵