抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ビットコインが世界で流通し,その法定価格との交換価格の変動幅の大きさや交換所の破綻などの事件が注目されている。本稿では,原著論文に立ち戻り,分散型仮想通貨の構造とその可能性について考察した。論文の構想とはかけ離れて成長している仮想通貨について,その将来性に着目し,制度的課題を検証した。最初に,分散型仮想通貨の構成として,電子署名の連鎖,採掘という通貨発行,を説明した。次に,ビットコインは分散型仮想通貨か,として,ビットコインは分散型仮想通貨の時代を切り拓く先駆者であるが,完全ではない,としている。あらゆる意味で発展の余地を秘め,価値を担保する技術的/制度的仕組みにおいても改善の余地はある。