文献
J-GLOBAL ID:201402254231554363   整理番号:14A0655637

気管支拡張作用および抗炎症活性を有するムスカリン受容体アンタゴ二ストであるメペンゾラート臭化物の光学異性体の合成と生物学的比較

Synthesis and biological comparison of enantiomers of mepenzolate bromide, a muscarinic receptor antagonist with bronchodilatory and anti-inflammatory activities
著者 (15件):
資料名:
巻: 22  号: 13  ページ: 3488-3497  発行年: 2014年07月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は異常な炎症性反応と気道狭窄により特徴づけられる。ムスカリン性アンタゴ二ストであるメペンゾラート臭化物(メペンゾラート)はムスカリン受容体依存的気管支拡張作用と同様に抗炎症特性によりCOPDに対し治療効果を有する可能性が提案されている。メペンゾラートは不斉炭素原子を有するため,光学異性体((R)-または(S)-メペンゾラート)の両方を合成し,それらの生物学的および薬理学的活性を評価する機会の提供を可能にする。(R)-または(S)-メペンゾラートは(R)-または(S)-アルコールとともにベンジル酸を凝縮し,次いで三級アミンの四級化により合成される。コンピューターシミュレーションにより予測されるように,in vitroフィルター結合アッセイにより(R)-メペンゾラートはムスカリン受容体M3に対し(S)-メペンゾラートより強い親和性が示された。In vivoで,(R)-メペンゾラートの気管支拡張作用は(S)-メペンゾラートより優れていたが,抗炎症活性は2光学異性体間で同等であった。また,各メペンゾラートは気管内に投与された場合でも肺においてオリジナルの立体化学を保っていた。これらの結果より,(R)-メペンゾラートは(S)-メペンゾラートより有力な気管支拡張作用を前提としてCOPD患者に対する治療薬として優れている可能性が示唆された。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸・呼吸器作用薬の基礎研究  ,  薬物の合成  ,  呼吸器の基礎医学 

前のページに戻る