文献

J-GLOBAL ID：201402254533958102   整理番号：14A0763060

東京湾を対象にした福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の流入量の推定

A STUDY ON ESTIMATION OF AMOUNT OF INFLOW RADIOACTIVE MATERIAL IN TOKYO BAY

著者 (4件)： 大塚文和 (日本大学 理工学部海洋建築工学科) ,  廣實信人 (日本大学 理工学部海洋建築工学科) ,  川西利昌 (日本大学 理工学部海洋建築工学科) ,  増田光一 (日本大学 理工学部海洋建築工学科)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 68  号： 2  ページ： I.756-I.761 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は、福島第一原子力発電所の事故によって放出された放射性物質が東京湾に流入する経路を整理すると共に、2011年3月から12月の10ヶ月間について大気中からの降下量及び主要河川(江戸川、荒川、多摩川)を通しての流入量について試算し、流入量の定量的な把握を行った。大気中からの降下量については、都道府県ごとに実施されている放射性物質の降下量調査結果を基に、重み付き補間法を用いて東京湾内湾への降下量を推定した。また、河川については、各河川から導水している浄水場における浄水残土中のセシウム濃度を基に試算した。なお、河川においては放射性物質は流量の増減に強く影響を受けながら移動・堆積等を繰り返し、ある程度の期間内では海域に流入していくものとして、平均的な流入量として試算した。その結果、大気からの降下量と主要河川からの流入量の合計は、約12TBqとなることが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *湾 ,  発電所 ,  *原子炉事故 ,  *放射性物質 ,  流入量 ,  下降 ,  河川
準シソーラス用語： 東京湾 ,  福島第一原子力発電所

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東京湾 ,  福島第一原子力発電所事故 ,  放射性物質 ,  流入量 ,  推定