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J-GLOBAL ID:201402254691927745   整理番号:14A1106372

媒介動物ダニにおけるLitomosoides sigmodontisフィラリア感染の適応コスト;宿主-媒介動物相互作用における感染した吸血節足動物の排泄産物の影響

Fitness Cost of Litomosoides sigmodontis Filarial Infection in Mite Vectors; Implications of Infected Haematophagous Arthropod Excretory Products in Host-Vector Interactions
著者 (8件):
資料名:
巻: 2013  号: Parasitology  ページ: 584105 (WEB ONLY)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フィラリアは,皮膚や眼や血管の深刻な病変の原因となる感染症の主要な原因である。感染性第三段階の幼虫(L3)は,吸血性媒介動物の咬傷を介して伝染する。Litomosoides sigmodontisは,マウスにおけるフィラリア症の十分に確立されたモデルであり,媒介動物はダニOrnithonyssus bacotiである。本研究の目的は,ダニの血液摂食と繁殖,並びにマウス皮膚の媒介動物誘発炎症の制御におけるフィラリア感染の結果を決定するために,ダニのフィラリア感染を分析することであった。まず,L3は宿主集団全体に不均一に分散されており,集団の大半は中程度の感染症(1~6のL3)を保有する。フィラリア感染は血液摂食行為の遅れに大幅に影響を与えることはない。放出されたプロトニンフの数は,感染したダニでは低いが,L3負荷との相関はない。最後に,感染ダニ由来の誘導された排泄蛋白質は,抗原提示細胞(APC)により,TNF-α及び好中球化学誘引物質KC産生を刺激するが,非感染ダニ由来の蛋白質ではこれは起こらない。要するに,これらの結果は,フィラリア感染下のダニの動作の変形例を説明し,ダニの免疫調節能力は,寄生虫の存在によって改変され,脊椎動物宿主に対するその防御力を妨げることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  動物に対する影響 

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