文献

J-GLOBAL ID：201402254742135520   整理番号：14A0178311

野生生物のワクチン製剤中の免疫避妊ペプチドの測定

Determination of an Immunocontraceptive Peptide in a Wildlife Vaccine Formulation

著者 (5件)： GOLDADE David A. (APHIS, USDA, Colorado) ,  KEMP Jeffrey M. (Colorado Serum Co., Colorado) ,  KEMP Jeffrey M. (APHIS, USDA, Colorado) ,  O’HARE Jeanette R. (APHIS, USDA, Colorado) ,  MILLER Lowell A. (APHIS, USDA, Colorado)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1126  ページ： 149-158  発行年： 2013年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： GonaCon免疫避妊ワクチンは,オジロジカなどの野生哺乳動物種の繁殖を減少させるために利用されるワクチンで,長期の免疫応答を促進するために鉱油とのエマルジョンとして調製したロコガイヘモシアニンに結合した合成性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)から成る。GonaCon免疫避妊ワクチン中のGnRHを測定するための高選択的かつ高感度な方法について詳述した。ワクチン製剤中の活性成分を測定する分析方法は,エマルジョンとGnRHの担体蛋白質への共役を組み入れて開発した。ジエチルエーテル添加により化学的に解乳化し,GnRH共役体を含む水性部分をペプチド配列のアルギニン-プロリン部位でクロストリパインにより酵素的に開裂した。加水分解により生じた8つの診断的アミノ酸ペプチド断片は,GnRHに独特であり,LC/MS/MSで容易に定量できた。標的濃度での添加試料の回収率は90%を超えていた。本法は再現可能かつ正確であり,本法の利用は重要な野生生物の管理ツールの製造および保存性のさらなる調査を可能にする。

シソーラス用語： 野生動物 ,  受胎調節 ,  繁殖管理 ,  自然保護 ,  環境保全 ,  家畜用ワクチン ,  *避妊薬 ,  *性腺刺激ホルモン放出ホルモン ,  *HPLC-MS分析 ,  *タンデム質量分析 ,  酵素的分解 ,  ヘモシアニン ,  軟体動物 ,  解乳化 ,  乳濁液 ,  *ペプチド ,  加水分解 ,  酵素反応 ,  プロテイナーゼ ,  アミノ酸配列
準シソーラス用語： *HPLC-MS/MS分析 ,  クロストリパイン ,  結合蛋白質 ,  酵素的加水分解 ,  *免疫避妊法

分類 (2件)： 動物用医薬品  (FE01050B) ,  その他の脊椎動物ホルモン  (EB08070K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 野生生物 ,  ワクチン ,  製剤 ,  免疫 ,  避妊 ,  ペプチド