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J-GLOBAL ID：201402254804995793   整理番号：14A0642889

複合材構造健全性診断技術開発 第5章 光ファイバセンサによる衝撃損傷検知システムの開発

著者 (7件)： 平野憲芳 (川崎重工業 航空宇宙カンパニー 技術本部) ,  吉村涼介 (川崎重工業 航空宇宙カンパニー 技術本部) ,  木元順一 (川崎重工業 航空宇宙カンパニー) ,  伊藤徹 (川崎重工業 航空宇宙カンパニー 技術本部) ,  倉石晃 (川崎重工業 航空宇宙カンパニー 技術本部) ,  武田展雄 (東大 大学院新領域創成科学研究科) ,  榎本清志 (素形材セ)
資料名： 日本複合材料学会誌  (Journal of the Japan Society for Composite Materials)
巻： 40  号： 3  ページ： 89-97  発行年： 2014年05月15日 
JST資料番号： S0977A  ISSN： 0385-2563  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 複合材料を航空機構造に適用する上で衝撃損傷は懸念事項の1つであることから,構造健全性診断技術(SHM技術)を現状の目視点検を含む非破壊検査の補助または代替に活用することで,機体運用における安全性の向上と整備コスト低減につなげることができる。また,点検間隔を規定した整備方式から,状態(構造健全性)を常時モニタリングして適宜整備を実施するCBM方式に移行して点検整備の効率化を図ることができる。本稿では,これまでの衝撃損傷検知システムの開発成果と,実機適用に向けた各周辺技術の開発状況について説明した。1)緒言,2)衝撃損傷検知システム技術の概要,3)衝撃損傷検知システム技術の開発(検知信頼性評価,耐久性評価,デジタルモックアップによる適用構想の検討,細径光ファイバ実装工程自動化の検討,埋め込み光ファイバの修理技術開発,サンドイッチ構造への衝撃損傷検知システムの適用,エアバス社との協同研究),4)まとめ。

シソーラス用語： *繊維強化プラスチック ,  構造 ,  *損傷 ,  *健全性 ,  *診断 ,  技術開発 ,  *光ファイバセンサ ,  *システム ,  肉眼検査 ,  非破壊検査 ,  代替案 ,  安全性 ,  改変 ,  保全費 ,  原価低減 ,  信頼性試験 ,  耐久試験 ,  ディジタル方式 ,  モックアップ ,  サンドイッチ構造 ,  *炭素繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： *FBGセンサ ,  *検知システム ,  *構造健全性 ,  航空機構造 ,  *衝撃損傷

分類 (6件)： ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F) ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC04030W) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  宇宙飛行体材料,航空機材料  (YH06070I)

引用文献 (11件)：

• Advisory Circular AC20-107B, Composite Aircraft Structure (2009).
• http://www.niar.wichita.edu/niarworkshops/Portals/0/Thursday_1015_Fawcett.pdf
• H. Tsutsui, A. Kawamata, J. Kimoto, A. Isoe, Y. Hirose, T. Sanda & N. Takeda : Adv. Compos. Mater., 13, 1 (2004), 43-55.
• USA Department of Defense : JSSG2006 Joint Service Specification Guide (1998).
• Composite Material Handbook 17, Volume 1. Polymer Matrix Composites Guidelines for Characterization of Structural Materials.

タイトルに関連する用語 (7件)： 複合材 ,  構造健全性 ,  診断技術 ,  開発 ,  光ファイバセンサ ,  衝撃損傷 ,  検知システム