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J-GLOBAL ID：201402254930977245   整理番号：14A1481607

繊維関連分野における酵素利用の現状と今後の展望 繊維加工・洗浄を中心にして(下)

著者 (2件)： 長嶋直子 (和洋女大 家政学群) ,  高岸徹
資料名： 加工技術  (Textile Processing Technology)
巻： 49  号： 12  ページ： 686-693  発行年： 2014年12月10日 
JST資料番号： G0791B  ISSN： 0386-6041  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前報(同誌Vol.49,No.10,p.561-565(2014))に続き,本稿では羊毛の防縮加工への酵素の利用,及び洗浄・洗剤分野における酵素利用について述べた。羊毛の水洗濯による収縮を防止するため,エコフレンドリーな観点から,プロテアーゼおよびケラチナーゼ酵素の利用の可能性を述べた。現状では酵素単独処理では強度が低下し,それを抑制するため親水化する前処理が必要になる。洗浄分野については,酸化還元酵素のペルオキシターゼを利用した移染防止など最近の研究を含め紹介した。また洗剤分野では,合成洗剤の洗浄力を低下させないため,プロテアーゼを中心に添加した酵素配合洗剤が普及している。

シソーラス用語： プロテイナーゼ ,  羊毛 ,  防縮加工 ,  *酵素 ,  水洗 ,  酵素洗剤 ,  ペルオキシダーゼ ,  化学的加工 ,  加工 ,  *繊維助剤 ,  ケラチナーゼ ,  合成洗剤 ,  酸化還元酵素 ,  親水化 ,  繊維加工 ,  ペルオキシドオキシドレダクターゼ
準シソーラス用語： 洗剤酵素

分類 (1件)： 助剤とその試験  (YM06020U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 繊維 ,  酵素 ,  現状 ,  展望 ,  繊維加工 ,  洗浄