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J-GLOBAL ID：201402254984882339   整理番号：14A0319832

非換気温室における二酸化炭素増加の効率

Efficiency of carbon dioxide enrichment in an unventilated greenhouse

著者 (5件)： KUROYANAGI Takeshi (Western Region Agricultural Res. Center, National Agriculture and Food Res. Organization (NARO), Ikano 2575 ...) ,  YASUBA Ken-ichiro (Okayama Univ., Tsushima-naka 1-1-1, Kita, Okayama 700-8530, JPN) ,  HIGASHIDE Tadahisa (Inst. of Vegetable and Tea Sci., National Agriculture and Food Res. Organization, Kannondai 3-1-1, Tsukuba, Ibaraki ...) ,  IWASAKI Yasunaga (Inst. of Vegetable and Tea Sci., National Agriculture and Food Res. Organization, Kannondai 3-1-1, Tsukuba, Ibaraki ...) ,  TAKAICHI Masuyuki (Inst. of Vegetable and Tea Sci., National Agriculture and Food Res. Organization, Kannondai 3-1-1, Tsukuba, Ibaraki ...)
資料名： Biosystems Engineering  (Biosystems Engineering)
巻： 119  ページ： 58-68  発行年： 2014年03月 
JST資料番号： E0030A  ISSN： 1537-5110  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年において,二酸化炭素(CO₂)増加を利用し,温室からのCO₂排出を減少させる為の研究が成されている。本研究では,非換気温室におけるCO₂増加の効率を,短期間におけるCO₂の平衡測定と中期間におけるCO₂漏れの予測に基づいて検討した。プラスチック膜(床面積178m²)の温室を使用した。純CO₂をハイワイヤー誘引システムのトマト栽培に供給し,CO₂濃度を,日中ほぼ1000μmol[CO₂]mol^-1(空気)に維持した。CO₂平衡測定に関して,トレーサガス技術を使用した漏れ測定と温室空気のCO₂平衡方程式から漏れ率,CO₂漏れ量,及び作物摂取を求めた。非換気温室の漏れ率は,他形式の温室の研究文献での類似の範囲であった。CO₂漏れ量は,風のある或いは曇った条件における作物摂取と相当していた。中期間のCO₂増加の効率は,漏れ率,外部風速測定値,供給のCO₂量及び内外のCO₂濃度の回帰方程式を用いて予測した。中期間の予測された結果は,平均効率45.5%,高効率は約50%であった。高効率は風の少ない時及び高い太陽放射時に得られた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  *温室 ,  地球温暖化 ,  排出量 ,  *トマト ,  濃度 ,  漏れ ,  回帰分析 ,  栽培管理 ,  実験 ,  トレーサガス ,  *二酸化炭素増加 ,  二酸化炭素排出量削減
準シソーラス用語： 二酸化炭素排出削減

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  作物栽培施設  (FB03040V) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 換気 ,  温室 ,  二酸化炭素増加