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J-GLOBAL ID：201402255138142310   整理番号：14A0165650

アクセスログに対するPageRankを用いた解析と考察

Access Log Analysis with PageRank

著者 (3件)： 纐纈友浩 (大阪府立大学大学院 工学研究科 知的信号処理研究グループ) ,  柳本豪一 (大阪府立大学大学院 工学研究科 知的信号処理研究グループ) ,  吉岡理文 (大阪府立大学大学院 工学研究科 知的信号処理研究グループ)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 133  号： 10  ページ： 1983-1988 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ユーザの購買行動パターンを表すWebページ遷移に着目したWebページの評価方法を提案した。オンラインショップのアクセスログからユーザの人物像や意図に関する情報を抽出できれば,サービス提供者にとって重要な情報となる。従来は,滞在時間や閲覧回数など個々のwebページに着目した指標が用いられ,Webページ遷移に着目した評価はあまりなされていない。本論文では,商品購入直前にユーザが訪問したWebページに着目し,購入商品と関連性のあるWebページを抽出した。これにより,商品の購買検討の視点からWebページを分類した。これを実現するために,アクセスログをネットワークとして表現し,ネットワーク解析によりWebページの重要性を決定した。重要度計算にはPageRankを用いた。アクセスログ解析の一般的評価指標を用いたWebページ評価手法と比較して,提案手法が従来とは異なる視点から情報抽出できたことを確認した。

シソーラス用語： 記録 ,  データマイニング ,  ネットワーク ,  *Web【情報システム】 ,  ホームページ ,  知識発見 ,  *情報抽出
準シソーラス用語： アクセスログ ,  ネットワーク解析 ,  PageRank

分類 (1件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T)

引用文献 (15件)：

• (1) T. Ogawa: “Introduction to Web Analytics”, Softbank Creative (2010) (in Japanese)
• 小川 卓:「ウェブ分析論」,Softbank Creative (2010)
• (2) L. Page, S. Brin, R. Motwani, and T. Winograd: “The PageRank citation ranking : bringing order to the Web”, Technical report, Stanford University (1998)
• (3) A. N. Langville and C. D. Meyer: “Google's PageRank and Beyond: The Science of Search Engine Rankings”, Kyoritsu (2009) (in Japanese)
• Amy N. Langville, Carl D. Meyer:「ページランクの数理 最強検索エンジンのランキング手法を求めて」,共立出版 (2009)

タイトルに関連する用語 (3件)： アクセスログ ,  PageRank ,  解析