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J-GLOBAL ID:201402255202436633   整理番号:14A0032361

骨・軟骨腫:H3F3AおよびH3F3Bの異なるドライバー変異が軟骨芽細胞腫および骨巨細胞腫を定義する

Distinct H3F3A and H3F3B driver mutations define chondroblastoma and giant cell tumor of bone
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巻: 45  号: 12  ページ: 1479-1482  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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あるがんで変異の見られる遺伝子が,多くのタイプのがんの発症に関与していることもあれば,特定のタイプのがんの発症にのみ関与する遺伝子もある。同様に,多数のクラスのがんにおいて変異が見られる遺伝子については,その変異が異なるクラスのがんにおいても見られることが多い。しかし,本論文では,異なるヒストンH3.3のドライバー変化の精巧な腫瘍タイプ特異性を報告する。軟骨芽細胞腫の77症例のうちの73症例(95%)では,H3F3B(ヒストンH3.3の2つの遺伝子のうちの1つ)にコードされるp.Lys36Met変化が優性であることがわかった。対照的に,骨巨細胞腫の92%(49/53症例)では,ヒストンH3.3の変化はH3F3Aにのみ見られ,p.Gly34Trp変化あるいは,1症例でのp.Gly34Leu変化であった。これらの変異は,間質細胞集団に限局されており,破骨細胞あるいはその前駆細胞集団には検出されなかった。これまでに報告されたH3F3Aの変異は,小児脳腫瘍におけるp.Lys27Metおよびp.Gly34Argあるいはp.Gly34Valをコードする変化であり,ヒストンH3.3のドライバー変化の腫瘍タイプ特異性に顕著な特徴が現れたことから,ヒストンH3.3の残基,変異,遺伝子は異なる機能を持つことが示された。Copyright Nature Publishing Group 2013
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  発癌機序・因子 

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