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J-GLOBAL ID:201402255448447723   整理番号:14A1341619

生得的なにおい誘発行動における扁桃体皮質核の関与

The participation of cortical amygdala in innate, odour-driven behavior
著者 (4件):
資料名:
巻: 515  号: 7526  ページ: 269-273  発行年: 2014年11月13日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生得的行動は,事前の学習もしくは経験なしに観察される動物の行動で,このような行動に関与する神経回路は,遺伝的に決定されていて定型的なものであることが示唆される。嗅覚情報を感覚器官から嗅覚中枢の皮質または皮質下へ送る神経回路は解剖学的に明らかになっているが,揮発性のにおいへの生得的反応を担う特異的な経路は見つかっていない。今回,我々は新たな遺伝的戦略を開発して,嗅球から扁桃体皮質核に情報を伝達する定型的な神経回路が,生得的な嫌忌行動や欲求行動に必要なことを示す。また,神経活動依存的な遺伝子arcのプロモーターを利用して,光感受性イオンチャネルであるチャネルロドプシンを,生得行動を誘発するにおいによって活性化する扁桃体皮質核のニューロンに発現させた。このニューロンを光照射で活性化させると,生得的なにおいへの反応を適切に再現する行動を引き起こすことができた。これらの結果は,扁桃体皮質核が生得的なにおい誘発行動の発生に重要な役割を持つことを示しているが,学習で獲得する嗅覚関連行動に扁桃体皮質核が関与していることを否定するものではない。Copyright Nature Publishing Group 2014
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  その他の感覚 

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