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J-GLOBAL ID:201402255567534685   整理番号:14A1346917

エマルジョン転相点法により調製されたナノエマルジョンを用いたイソチオシアン酸アリルの水溶液中における安定性の強化

Enhancement of aqueous stability of allyl isothiocyanate using nanoemulsions prepared by an emulsion inversion point method
著者 (6件):
資料名:
巻: 438  ページ: 130-137  発行年: 2015年01月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イソチオシアン酸アリル(AITC)はアブラナ科野菜に含有される有機硫黄化合物で,天然抗菌作用および有能な化学抗がん作用を有する。しかしながら,AITCは水溶性系において不安定なため,その応用は限定されている。エマルジョン転相点法(EIP)によって水中油型AITCナノエマルジョンを調製し,AITCの水溶液中における安定性の改善を試みた。ツイーン80およびスパン80を含む界面活性剤の至的親水性親油性バランス値(HLBop)は11.0~13.0と算定され,ナノ液滴径は137~215nmであった。HLPop領域における液滴形成機構を,複数エマルジョン液滴中での油-水界面作用における吸着界面活性剤層の推定構造をもって論じた。6.5カ月保存試験における,ナノエマルジョンの液滴径および計数率(散乱光強度)は,高度に希釈された状況においても4~13%というほんの僅か(界面活性剤-油比率に依存する)しか減少しないことから,ナノエマルジョンは理想的な安定性を有していることが示唆された。さらに,本ナノエマルジョンはAITCの分解に対して,非カプセル化水溶性分散剤同様に蛋白質ナノ粒子と比較して,より優れた保護効果(30°C,60日間で78%残存)を示した。本研究はAITCがナノエマルジョンを構成でき,かつ満足いく水溶性および化学的安定性を示した最初のものである。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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脂肪族スルホン酸・スルフィン酸・スルフェン酸  ,  病原体作用薬一般  ,  抗腫よう抗生物質の基礎研究  ,  液-液界面  ,  その他の洗浄剤 

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