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J-GLOBAL ID:201402255711338292   整理番号:14A0653450

赤米(Oryza longistaminata)組織のシステム規模比較は栽培イネ品種改良の標的である根茎特異的遺伝子と蛋白質を明らかにする

A systems-wide comparison of red rice (Oryza longistaminata) tissues identifies rhizome specific genes and proteins that are targets for cultivated rice improvement
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巻: 14  号: Feb  ページ: 14:46 (WEB ONLY)  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:イネ科草本は特に陸生植物茎の起源である根茎が種の新たな領域への侵入を可能とする多年生の重要構成要素である。赤米(Oryza longistaminata)は地下茎形成,耐病性と干ばつ耐性を含むイネ栽培品種改良に有益な形質を持つ多年生野生イネ種である。これら特質にもかかわらず,本植物の根茎増殖,発生と機能に寄与する分子機序は殆ど不明である。結果:赤米の他組織と根茎のトランスクリプトーム,プロテオームとメタボロームを比較するために統合アプローチを用いた。種々の組織の116Gbのトランスクリプトーム配列から転写因子とホルモン代謝とストレス応答関連遺伝子等の根茎特異的発現遺伝子を同定した。プロテオミクス及びメタボロミクス手法は,根茎優先的蓄積蛋白質41種と100以上の一次代謝物と植物ホルモンを同定した。Magnaportha oryzae由来の多数の遺伝子転写物の同定は特に興味があり,例え赤米植物が病徴を示さなかったとしても,真菌は栽培イネにイモチ病を引き起こす。結論:多くの遺伝子セット,蛋白質と代謝物がO.longistaminataの根茎に特異的あるいは優先的に発現すると考えられる。見かけが健常な植物での高レベルのM.oryzae遺伝子転写物の存在は,赤米が本病原菌に耐性で,栽培イネにイモチ病耐性を付与する遺伝子を提供できる可能性を示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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稲作 

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