文献
J-GLOBAL ID:201402256179557602   整理番号:13A1948154

[60]フラーレン誘導体とγシクロデキストリンの1:2複合体の水溶性特性および安定性特性に関する異なる置換基類の効果

Effect of different substituents on the water-solubility and stability properties of 1:2 [60] fullerene derivative gamma-cyclodextrin complexes
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  号: 45  ページ: 7843-7851  発行年: 2013年12月07日 
JST資料番号: A0499C  ISSN: 1477-0520  CODEN: OBCRAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
C60誘導体とγCDxの複合体の溶解性特性および安定性特性を調べることを目的に,一連の実験を実施した。この実験結果より,ピロリジン部分を有するC60誘導体のγCDx複合体(化合物1~8)の水溶性特性は,置換基の疎水性,特に末端置換基の疎水性に,大きく影響を受けることがわかった。MDシミュレーションおよび静電ポテンシャルマップを用いることで,立体効果ならびに置換基の極性は,これら複合体の安定性に影響を及ぼす可能性が示された。特に,γCDx複合体の安定化は,γCDx上端の極性基に結合する水によって,効果的に補佐されていた。さらに,シクロヘキサノン,シクロヘキサノールまたはテトラリン部分を有すC60誘導体(化合物9~12)は,γCDxと,1:2の複合体を形成することができた。化合物12とγCDxの複合体の溶解性は,化合物11とγCDxの複合体より大きいことを考えると,置換基の疎水性が,複合体の溶解性に与える影響は重要であることが確認された。マロン酸ジエチル部分を有するC60誘導体13は,γCDxとの複合体を形成できず,水に可溶化しなかったが,これは2つのエトキシカルボニル基の立体障害のためであり,エトキシカルボニル基を1つだけ有するC60誘導体14は水に溶解した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
多糖類  ,  反応に及ぼす構造の効果  ,  計算機シミュレーション  ,  計算理論  ,  炭素とその化合物 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る